内容説明
地球のドラマに耳をすまそう!地震、噴火、津波の国に生きる私たち。自然の脅威と神秘を解き明かす“地学”にいま、熱い視線が注がれている。東海地方の大地の魅力をぎゅっと凝縮させた50の物語をあなたに。
目次
三五〇万年前はゾウの王国―三重県伊賀市、津市
内海海岸に「津波石」―愛知県南知多町
地層が語る地球のドラマ―三重県桑名市
伊吹おろしに鍛えるこころ―愛知県日進市、稲沢市
焼酎瓶に独特の味醸す豊田の珪砂―愛知県豊田市
Aクラスの活断層「養老断層」―岐阜県海津市、三重県桑名市
畑作害虫の末路―愛知県一宮市
川がつくる天然ドリル「逆柳の甌穴」―三重県伊賀市
弥生時代の石器工場―三重県いなべ市、愛知県清須市
マントルから突き上げた伊良湖岬の石―愛知県田原市〔ほか〕
著者等紹介
森勇一[モリユウイチ]
1948年愛知県生まれ。三重大学大学院生物資源学研究科博士課程修了。博士(環境史学・古生物学)。愛知県立津島・明和・津島東高等学校教諭、愛知県埋蔵文化財センター課長補佐、国際日本文化研究センター共同研究員・同客員准教授などを経て、現在金城学院大学薬学部講師。愛知県史・三重県史、名古屋市史・日進市史など多くの自治体史の執筆に関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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