内容説明
「直喩」「枕詞」「掛詞」「本歌取り」「ルビ」「パーレン」…。古典から現代作家までの名作に表現の多彩さ、新鮮さを学ぶ。入門者のためのレトリック術。
目次
修辞の旅人(直喩;パーレン;枕詞;外国語・外来語 ほか)
歌ことば草子(光;水;祈り・祈る;産む ほか)
著者等紹介
加藤治郎[カトウジロウ]
1959年、名古屋市に生まれる。早稲田大学卒。83年、未来短歌会に入会、岡井隆に師事。86年、第29回短歌研究新人賞を受賞。87年、第一歌集『サニー・サイド・アップ』刊行。88年、同歌集が第32回現代歌人協会賞を受賞。同時受賞の俵万智とともに新しい口語短歌の書き手として注目を集める。その後、独自のレトリックを駆使したニューウェーブの試行を展開。現代短歌の変革に深くかかわる。99年、第四歌集『昏睡のパラダイス』が第4回寺山修司短歌賞を受賞。同年、共編著『岩波現代短歌辞典』刊行。2001年、オンデマンド出版企画“歌葉”をプロデュース。2003年、歌誌「未来」選者となる。前川佐美雄賞選考委員。歌葉新人賞選考委員。毎日歌壇選者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
17
NHK歌壇,NHK出版「短歌」の連載記事。 枕詞,序詞,掛詞,縁語などのほかに、 直喩,隠喩などの言語理論の整理をしている。 オノマトペは音喩としている 直喩 のような、ごとく,似て 隠喩 上記なし2013/04/21
ヨミナガラ
12
“吉川さんは「直喩の現在」(「塔」一九九六・九)という評論で「直喩の『ような』が用いられる根本的な理由は、意味の上では大きな飛躍を求めながら、やわらかな調べの歌を作りたい欲求があるからなのではないか」「『ごと』は比喩のために用いられているというより、話題をなめらかに転換するための転轍機になっている」”“ある表現を修辞として認知することに、どういう意味があるのでしょう。〔…〕おそらく、それは、ある天才的かつ野心的な旅行家の発見を、われわれすべての作者と読者の共有財産とする。そんなことではないかと思うのです”2014/10/13
chisarunn
8
何か野心があったわけでもないのだけれど、現代短歌の歌集を読み散らしているうちに、その組成を知りたくなった。まあ、車を運転していたらボンネットを開けてみたくなった、そんな感じ。構造なんか全然わからないくせにねー。で、先生はおっしゃる。「最高の修辞とは言葉の選択なのだ」そんな簡単なわけないでしょー、「車はエンジンの動力でタイヤを回しているだけなのだ」いやそりゃ確かにそうですけど。まあ、もうちょっと走ってから構造はまた勉強します。そういって自分はボンネットをバタンと閉めたのであった。2021/07/29
はち
7
夢の中で治郎さんに読み返せと言われたので再読。やはり到底入門書とは言えない内容。ある程度やってやっと少しわかる。つまり今後とも何度も読むことになる一冊。時々文体が弾けるのが面白い。2015/10/01
えりりん
3
うーむ。難しい。図書館で借りた本だから駆け足で読まざるを得なかったけど、手元に置いて何度も読み返してみたい内容だった。2016/05/30
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