内容説明
環境博として成功を収めたとされる「愛知万博」。しかし、その盛り上がりの影で愛知県の財政は逼迫をきわめ、しわ寄せは教育予算の大幅な削減へと向けられた。万博、中部国際空港開港に象徴される“元気な愛知”の真の姿とは…。
目次
序章 万博の足もとで
第1章 万博開催に伴う県の負担額に迫る
第2章 愛知県財政の危機をめぐって
第3章 県も認める安上がりの大学予算を見る
第4章 夜間主コースの廃止はこうして決まった
終章 神戸市外国語大学を訪ねて
著者等紹介
早川鉦二[ハヤカワショウジ]
1941年生まれ。1965年、九州大学文学部卒業。1967年、京都大学大学院経済学研究科修士課程修了。同年4月から、愛知県立大学外国語学部で教育・研究(財政学・地方自治)に従事。1997年10月より98年9月までスウェーデン・ウプサラ大学に留学。2007年3月、定年により退職。愛知県立大学名誉教授。現在、愛知東邦大学地域創造研究所学外研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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