内容説明
当事者主体・自立・自己決定はどこへ行ったのか。障害者の声はいったい誰が届けたのか―。生活の実態が反映されず、あなたの生き方はこれしかないと決めつけられる制度はごめんだ。障害者が自らの生活のなかから発想した介護支援システムを検討し、だれもが自立・参加できる社会を展望した、画期的な提言集。
目次
第1部 支援とは何か(障害者の夢と望み―自立への希求;支援を担うのはだれか;新しいマネジメントの考え方)
第2部 自立の支援システムをいかにつくるか(支援システムに必要なこと;自立へ向かう支援関係へ)
第3部 名古屋市における住宅サービスに対する提言(障害者の自立と在宅サービスのあり方;これからの在宅支援サービス戦略;権利擁護をどうするか)