内容説明
将軍への野望、三つ巴の確執―。徳川御三家、骨肉の政権争奪劇の内幕は。尾張・水戸・紀州の徳川御三家。その誕生から消滅までのドラマを描いた名著に、大幅加筆。最新の史料に基づく考察を加えた新版『将軍の座』。
目次
御三家の構想(訓戒のゆくえ;慈父と愛子 ほか)
そして、確立へ(誠実な兄;公私のはざま ほか)
格式瑣談(「シタニロ、シタニロ」;御城付の情報力 ほか)
栄位に挑む(兄よ、弟よ;親類同士、親友同士 ほか)
和戦の時空(束の間の蒼天;慶事相つぐ ほか)
終章の力学(明君、登場;勤王か、佐幕か ほか)
著者等紹介
林董一[ハヤシトウイチ]
1927年、愛知県名古屋市に生まれる。1953年、名古屋大学法学部法律学科卒業。1959年、名古屋大学大学院修了。日本法制史専攻。法学博士。1966年、愛知学院大学教授。現在、同大学名誉教授。1979年、第32回中日文化賞受賞。1995年、第21回明治村賞、東海テレビ文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 石の聲を聴け