内容説明
凄まじい生命力。比類なき洞察力と感受性。波瀾万丈、異色多彩。ちょっとラジカルな人びと。
目次
1 逸脱こそ人生である(本寿院―奔放な性に生きた藩主の生母;徳川宗春―規制緩和で尾張なごやを盛り上げた第七代藩主 ほか)
2 異才・異能の人(高力猿猴庵―江戸のジャーナリスト;小寺玉晁―異能のメモ魔 ほか)
3 あの人のB面(松浦武四郎―北海道の名付け親;江戸川乱歩―日本の探偵小説の創始者 ほか)
4 このスケールを見よ!(御木本幸吉―世界にその名を知られた「真珠王」;中村直吉―世界一周無銭旅行を果たした初めての日本人 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sibasiba
4
高力猿猴庵や小寺玉晁のような江戸時代の記録収集家が一番興味を引いた。熊沢天皇て名古屋のひとだったのか。桃太郎神社のコンクリート製塑像を作った浅野祥雲は500体以上作ったとか、秘宝館がドライブインのテコ入れ策で始まったり、熊狩り虎狩りで知られる尾張徳川家19代目が北海道の木彫り熊の発案者とか意外な雑学がいっぱい。後ろの方にオマケのように香具師による「原子力ダルマ」とか富山でかつて売っていたらしい風邪薬「ピカドン」そんなのあったんだ。2013/09/25
まさ影
1
知っている人も、知らなかった人も、濃いメンツであった。そしてやはり気になるのが、他の方の感想にもあるように、おまけ的なコラム記事にある「原子力ダルマ」と風邪薬の「ピカトン」2014/08/26
森田
0
こんなふうになりたいものだ2014/06/11
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