内容説明
著名作家たちが描いたドラマ誕生の舞台をたどる。
目次
金沢(泉鏡花『義血侠血』―並木町/兼六園/高岡市;五木寛之『恋歌』―内灘/広坂 ほか)
能登(泉鏡花『山海評判記』―七尾市/志賀町;加能作次郎『枇杷の少女』―志賀町 ほか)
加賀(徳田秋聲『旅日記』―加賀市/小松市/金沢市)
富山(泉鏡花『黒百合』―富山市/上市町;高橋治『風の盆恋歌』―富山市八尾町)
福井(曽野綾子『火と夕陽』―坂井市三国町;高浜虚子『虹』―坂井市/鯖江市 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tokotoko
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金沢学院大学の文学部の教授や准教授が、金沢に縁の深い恋愛文学作品を、その舞台を実際に辿りながら、紹介してくれる1冊です。実はね、私、昨年の夏にした1人旅の行き先が金沢だったんです。だから、この本、そんな縁で借りました。残念だなって思ったのが、この本を読む前に行ってしまったこと!もっと知ってから行ったら、思い出も深かったかなって思います。オールカラーでできているこの本、写真もとてもきれいです。金沢と恋愛文学に興味がある方、よかったら見てください。そして、素敵な街、金沢にもぜひ行ってみてください。2014/05/05