内容説明
東洋の英知、金沢から世界へ。その偉大な足跡を見つめ直す。
目次
第１章 世界は我が家（「ダイセツ」を育てた地；巨費投じ、文化拠点に；語り継がれる「テイさん」 ほか）
第２章 知られざる人（９５歳、まだ長命を保てた；「あと５年、大丈夫かね」 ほか）
第３章 ダイセツに「会う」（「東洋の心」を知る人；わしらはみな同行人 ほか）
第４章 ふるさと恋し（かなわなかった帰郷；死で始まった顕彰の動き ほか）
第５章 「なぜ」（途方もなく大きな人物ゆえ；西洋偏重の傾向抜きがたし ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ispanoｍａｎ
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名前だけは聞き及んでいたけれども、その人生の足跡について本書は丁寧に記している。禅への興味もさることながら、関わった人々や世界への影響力の大きさに驚いてしまう。だからこそ、同類の題名の師に関する著作が多いのも当然である。日本人として再評価をし続けないと、海外に持って行かれてしまいかねない日本の宝だと、師を評している。2013/07/02
