内容説明
急変する北極域の気候変動と環境変化は、人間社会にどのような影響をもたらすのか。それにどのように対応するべきか。経済発展、環境と現地の人々の暮らし、国際関係とガバナンスの視点から検討し、北極域の持続的発展の可能性を探る。
目次
持続的発展を目指して
第1部 北極の経済開発(北極海航路;石油とガス;漁業)
第2部 環境と人間の相互作用(凍土と文化;変化と適応;先住民とモニタリング)
第3部 北極のガバナンス(国際関係;北極評議会;国際法に基づく秩序づくり;開発と先住民族)
著者等紹介
田畑伸一郎[タバタシンイチロウ]
北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター教授。専門分野はロシア経済、比較経済体制論
後藤正憲[ゴトウマサノリ]
北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター特任助教。専門分野は文化人類学、ロシア農村の文化と経済(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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