小田嶋隆の学歴論

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小田嶋隆の学歴論

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  • サイズ 46判/ページ数 252p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784781621463
  • NDC分類 361.8
  • Cコード C0095

出版社内容情報

日本を支配する階級制度、学歴の謎を解く!

一流大学の学生にオンナがむらがるというのは本当か?
一代限りの身分であるはずの学歴がなぜ世襲されるのか?
学閥とは何か?(早稲田フリーメーソン・稲門会の暗躍と跳梁)
「東大なんかくだらない」と言えるのは東大生だけなのだろうか

2022年6月に他界した著者が、自ら代表作と明言していた小田嶋隆クラシックス3部作、第1弾

<解説>
内田樹 「脱力する知性-私の小田嶋隆論」
    「小田嶋さんの思い出」
本橋信宏「早稲田を横に出て物書きになる」

内容説明

日本を支配する階級制度、学歴の謎を解く!

目次

クラスは階級の卵である
一流大学の学生にオンナがむらがるというのは本当か?
最終学歴の違う者同士は、どうして打ち解けることができないのか?
「学歴にこだわらない」と言いながら受験に狂奔している人々の本音
一代限りの身分であるはずの学歴がなぜ世襲されるのか?
学歴コンプレックスはいかにして相続されるのか
学閥とは何か?(早稲田フリーメーソン・稲門会の暗躍と跳梁)
学歴婚制度は隠微なアパルトヘイトなのか?
学歴無用論をあざ笑うカップリングパーティの条件
「東大なんかくだらない」と言えるのは東大生だけなのだろうか
中卒という見えない人々
田中角栄―低学歴なるがゆえに能力をひけらかさねばならなかった男の生涯
郷ひろみ―お受験仮面夫婦を演じた元夫妻の幼稚舎物語
森喜朗―学力の欠如がむしろ「実力」の証明になる裏口入学の政治的背景
広末涼子と吉永小百合はどうしてこんなにも扱いが違うのだろうか
菊川怜―学歴コンプレックスの解毒剤としての利用法
野村沙知代―サッチーを許せなかった本当の理由
わが学歴―ペーパーテスト巧者の社会的不適応傾向について

著者等紹介

小田嶋隆[オダジマタカシ]
1956年東京赤羽生まれ。早稲田大学卒業。一年足らずの食品メーカー営業マンを経て、テクニカルライターの草分けとなる。国内では稀有となったコラムニストの一人。2022年、65歳で逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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まこみや

49
同質性の強い近代日本社会においては、学校教育を媒介にして階級構造が再生産されてきたという事実がある。その時「学歴」は他者を差異化するための頗る分かりやすい指標となる。法的平等と機会均等の下での能力主義と自由競争を建前とする社会では、遺伝形質や家庭条件といった〈外部〉要因から切り離して、個人の才能や人格という〈内部〉を根拠に自己責任を問う。低学歴は個人の責任に帰し、本人の能力や努力の不足のせいとされる。結局「学歴」とは、不平等を隠蔽し、階級構造という格差を正当化(維持)するための論理なのである。2023/02/05

ヒデミン@もも

48
人はなぜ学歴にこだわるのかではなくて、小田嶋隆はなぜ学歴にこだわるのかってことだった。早稲田卒で大いに得したらしい小田嶋さんならでは。意外と素直だったのだとこの本を読んで感じた。内田樹さんの解説がいい。2022/12/24

阿部義彦

19
生前、小田嶋隆さんが珍しく書き下ろしとして取り組んだ本です。結構な難産で一度取り掛かったものの、スランプになり半年位続きが書けなかったそうです。本人曰く『苦しい本』になったそうです。分かりやすくする為に、学歴詐称として森喜朗、野村沙知代等を取り上げてますが、今なら間違いなく百合子が遡上にあがるでしょうね。郷ひろみとリーについて、そして広末涼子騒動などあったなーと思い出しました。広末についてはやけに筆がキツイなーと思ったら、同じ早稲田教育学部だったのですね。何よりも菊川怜には、その通り!良くぞ言ったって感じ2024/03/04

フロム

8
学歴と言うのは公正かつ平等の象徴だから日本では支配的な価値観である。にしても著者はこじらせ過ぎだし人生の後半戦まで学歴の絶対性に縛られると言うのは可哀想だなと思う。低学歴が多く占める職場や数字が絶対的な価値を持つ組織に入れば学歴コンプレックスは割と抜けると思うのだが著者はそこから逃げてるせいで問題に向き合えてないのだ。つまり永遠にゴールに辿りつけない。紆余曲折あった僕の人生の中で学歴コンプレックスが早く抜けたのは数少ない人生の福音と改めて気づけたのは大きな収穫。2024/05/25

K.C.

6
昨年亡くなられた小田嶋隆さんの再版。たまたまTwitterでプロフィールを明かさないというポリシーのライターがいて、この本が目についた。わかったようでわからない学歴というもの。これが20年以上前に書かれたものであることに、筆者の慧眼(本著に限らないが)に敬服する。2023/02/10

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