日本植民地下の台湾先住民教育史

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日本植民地下の台湾先住民教育史

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  • サイズ A5判/ページ数 353,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784832966888
  • NDC分類 372.224
  • Cコード C3037

目次

第1部 台湾植民地戦争下の先住民「教化」策(「殖産」と「治安」の間;先住民教育の位置;先住民教育の契機)
第2部 蕃童教育所の「普及」過程と先住民社会(「五箇年計画理蕃事業」終結後の先住民社会;蕃童教育所の教員;蕃童教育所の制度改編;就学者増大の具体相)

著者等紹介

北村嘉恵[キタムラカエ]
1972年兵庫県出石郡生まれ。1995年京都大学教育学部卒業。1997年同大学院教育学研究科修士課程修了。同大学院博士課程、国立台湾大学歴史学研究所(研究生)、日本学術振興会特別研究員(DC)を経て、2000年北海道大学大学院教育学研究科助手。現在、北海道大学大学院教育学研究院助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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けいた

2
7章/先行研究を「先住民の「進化」の程度に見合ったものと正当化してきた為政者の論理」と批判[はじめに]。/1章で台湾日日新聞や台湾の警察、教育雑誌に基づき、教育所を警察局・文教局どちらの管轄にするかの論争を整理。両者「啓発の効果」を挙げることを目的とし、漢人と一緒にすることを忌避。/2章第二次教育標準を分析。各州の下位規則を検討。入所上限の制定など。当局は卒業後の教育所の取り組みを評価しつつも、卒業生の動向を懸念。一方、青年組織を高く評価。筆者はそこに「先住民集団における脈々たる教育的営み」を見出す。2019/11/02

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