内容説明
二度目の敗北を迎えればロシアは北海道を侵略する!?日本の安全と経済の安定を取り戻すために、いま必要なこととは何か。日本のメディアが報じないワシントン発極秘情報!
目次
第1章 核戦略に替わるソフトマネジメント
第2章 核大国ロシアが始めた核戦争
第3章 プーチンを抑止できなかったバイデン
第4章 アメリカを脅かす国内政治の混乱
第5章 襲いかかる世界大恐慌
第6章 大国主義の終焉がもたらす世界大変動
著者等紹介
日高義樹[ヒダカヨシキ]
1935年、愛知県生まれ。東京大学英文科卒業。59年、NHKに入局。外信部、ニューヨーク支局長、ワシントン支局長、米国総局長を歴任後、ハーバード大学客員教授に就任。現在はハドソン研究所客員研究員として日米関係の将来に関する調査、研究にあたっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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くものすけ
11
アメリカの核による抑止力が低下している為、ロシアが核をちらつかせ非核武装国であるウクライナ侵略を許してしまったという見解に肯いた…米国は60年前の核戦略をアップデートしていなかった為、ロシアに核戦略・宇宙戦略で先越されてしまったという…しかしながら、果たしてそれが本当にそうなのかという疑問は残りました…2025/03/19
九曜紋
7
ロシアのウクライナ侵攻を受けて書かれた本書。在米の日本人ジャーナリストとして長年にわたり米国ウオッチを続けてきた日高氏だが、いささか精彩を欠く印象。御歳87歳を迎え、さすがにお疲れなのだろうか?巻末に「私も歳をとりました」的な独白が書かれていて、寂しさを禁じ得ない。引き際を感じておられるのかもしれないが、いまこの時点で筆を置かないでもらいたい。私のようなコアなファンがいる限り、書き続けて欲しいと思うのは私の身勝手なのだろうか? 2022/07/09
くらーく
2
日高義樹のワシントン・リポートは、ときどき見ていましたね。昔は、このような海外情報番組がありましたが、最近はあまり見かけないような。民放だと、報道特集くらい? ところどころ、著者の「私はあなた達と違う」臭もしますが、それは団塊世代の特徴として。 最後に、「私の努力が、誰かに引き継がれていくことを祈っている」って、無責任じゃない?組織だったら、引継ぎは必須だけどさ。まあ、この辺が、ねえ。長い間、お疲れ様でございました。2025/03/20