内容説明
本書はかつて北海道に存在した大小100余りの金鉱山のうち、代表的なものについて、その個別的な鉱山史研究をおこなった成果である。各鉱山について、その発見、開発の経緯、採掘量や従業員数の推移、鉱山街の形成、朝鮮人強制連行や勤労報国隊の導入、事故・災害・鉱害問題、閉山等の項目に分けて研究し、まとめている。
目次
第1部 道北の金鉱山(鴻之舞金山;珊瑠金山;徳星金山 ほか)
第2部 道央の金鉱山(手稲金山;千歳金山;恵庭金山 ほか)
第3部 道南の金鉱山(静狩金山;大金金山;大盛金山 ほか)
感想・レビュー
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おにぎりの具が鮑でゴメンナサイ
1
急に金鉱山の本を読んだりしていよいよ血迷った感極まる私だけれども、ちょっと奥さんココだけの話ですがね、北海道にはかつて世界有数の産出量を誇った金鉱脈が各地にあってですな、それらは大資本が採算性を鑑みて操業を止めたものの現在でも大地に下には眠り続けている可能性は大であり、整備という名の開発を免れた河床には砂金だって含まれちゃってるかもしれないんですよ。こりゃもう昨今の銀行金利なんて話になりゃしませんぜ、詳しくはちょっと別室で・・・ぐへへ。鉱脈の発見、産出量、強制労働、大資本の買収、これらが主たる内容である。2016/02/10
偽教授
0
明治以降の話しかない。まあ、北海道というんだからそりゃそうかもしれないが。2024/04/29
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