ルイーズ・ブルジョワ―糸とクモの彫刻家

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ルイーズ・ブルジョワ―糸とクモの彫刻家

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  • サイズ A4判/ページ数 40p/高さ 28cm
  • 商品コード 9784890139910
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

出版社内容情報

六本木ヒルズの巨大クモ『ママン』をつくった世界的な芸術家の生涯。2017ボローニャ・ラガッツィ賞「アートの本」最優秀賞受賞クモが糸をはいて巣を張っていくように、ルイーズ・ブルジョワの母親は、いろいろな糸でタペストリーを修復しました。家には仕事場もあり、のちに世界的な現代アーティストとなるルイーズは、子どものころから、すこしずつ仕事をおぼえていきます。
母と娘の絆、糸や布地と向き合う日々、わたしたちの誰をも深く結びつける思い出というもの――。それらは、彫刻家としてさまざまなすばらしい作品をつくる土台となりました。
美しい陰影にいろどられたこの詩的な物語は、代表作『ママン』で世界的な彫刻家となったルイーズ・ブルジョワの生涯をみごとに描きだしています。

エイミー・ノヴェスキー[エイミーノヴェスキー]
著・文・その他

イザベル・アルスノー[イザベルアルスノー]
イラスト

河野万里子[コウノマリコ]
翻訳

内容説明

代表作「ママン」で世界的な彫刻家となったルイーズ・ブルジョワの生涯。クモが糸をはいて巣を張っていくように、ルイーズ・ブルジョワの母親は、いろいろな糸でタペストリーを修復しました。のちに世界的な現代アーティストとなるルイーズも、幼いころからすこしずつ仕事をおぼえていきます。やさしい母との絆、糸や布地と向き合う日々、誰をも結びつける思い出というもの―。それらは、彫刻家としてさまざまなすばらしい作品をつくる土台となりました。2017年ボローニャ・ラガッツィ賞「アートの本」最優秀賞受賞!

著者等紹介

ノヴェスキー,エイミー[ノヴェスキー,エイミー] [Novesky,Amy]
作家。作品に、プーラ・ベルプレ・オナー賞を受賞し、全米図書館協会の注目の本に選ばれた『Me,Frida』がある。アメリカ、サンフランシスコ州在住

アルスノー,イザベル[アルスノー,イザベル] [Arsenault,Isabelle]
イラストレーター。初のグラフィック・ノベル『ジェーンとキツネとわたし』でニューヨークタイムズ最優秀絵本賞とカナダ総督文学賞をダブル受賞。カナダ、モントリオール州在住

河野万里子[コウノマリコ]
上智大学外国語学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

旅するランナー

63
六本木ヒルズにある巨大クモ「ママン」作者の生涯を描くアート本。母から教わったタペストリーデザインが美しく描かれ、やさしくゆれる音色に包まれるようであり、胸をしめつけるようであり…。子ども時代の魔法、その神秘も、悲劇も消えることがない人が、本物のアーティストなんだろうなぁ…2019/01/02

けろりん

59
六本木ヒルズに優雅に佇む、巨大な蜘蛛のオブジェ『ママン』の作者ルイーズ・ブルジョワの創作の源となった、母への想いが、赤と藍色の線描と滲む色彩で綴られる美しい絵本です。豊かな川の流れと自然に囲まれた環境で家業のタペストリー修復をする母の姿を見て育ったルイーズ。12歳から手伝いを始めた彼女にとって、母は師であり、親友でもありました。古びてすり切れた織物を、丹念に辛抱強く繕い、繋ぎ合わせて修復する。それは、クモが繊細な糸で巣を張る姿を思わせました。…『ママン』に会うためだけに六本木ヒルズへ行きたくなりました。2021/05/28

しゃが

57
あの巨大クモ「ママン」のオブジェを制作したルイーズ・ブルジョワのルーツを描いた絵本。幼い頃から母がタペストリーの修復をいろいろな糸でしている姿を見てのイメージがクモ、それは何があっても何度も何度も糸を出し、巣を作りつづけること。やさしい母との絆がその後におおきな影響を与えていることがよくわかる。何といっても、布や糸好きにはアートで美しい絵本、さすが西村書店さん。 2018/11/21

Kawai Hideki

41
六本木ヒルズの巨大蜘蛛のオブジェを作った彫刻家の伝記絵本。外観もオドロオドロしく、名前も「ママン」と、なんだか「母性の闇の側面を表したアート」のように思っていたが、どうもそうではないらしい。作者のルイーズは、もともと川岸で縫製工場を営んでいた家庭に生まれ、彼女のお母さんも毎日、織物を繕って生活していたそう。彼女のお母さんの「糸を使って壊れた布を修復する仕事」が、クモの姿と重なっていた、ということらしい。「クモは巣を壊されても怒らない。もういちど糸をはきなおすだけ」という力強い言葉に感動した。2021/12/25

アキ

37
ルイーズ・ブルジョワは世界的な彫刻家。クモの巨大オブジェ「ママン」は、六本木ヒルズにある。彼女の子どもの頃からの生涯を美しい絵とともにLA在住のエイミー・ノヴェスキーが文を乗せる。70歳を越えてMOMAで世界的に評価された彼女のインタビューで、なぜクモなのか?という質問に「生き延びるため」と答えた。その時代いかに男尊女卑であったか。「そうしないと切り抜けられなかった」母親の思い出とクモの糸を重ね合わせて黙々と作品を作り続けた。子供の頃のつらい思いを一生忘れなかった。2010年98歳で逝去。絵が素晴らしい本2018/11/23

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