内容説明
痛風の人の食事というと、プリン体を多く含む食品を避けることが大切とされてきましたが、それよりも、栄養のバランスを考えて腹八分目を守り、肥満を解消して高血圧などの合併を防ぐような食事内容が主流となっています。さらに、尿酸の排出を促すようたっぷり水分をとって尿の量を増やすことも重要です。本書では、痛風・高尿酸血症の人のために、正しい病気の知識と食事の考え方について解説し、無理なく楽しく食卓を囲めるように、多彩でしかもおいしいメニューを数多く紹介しました。
目次
1 尿酸のコントロールが基本(痛風・高尿酸血症が増えている;尿酸の過剰で起こる痛風のメカニズム ほか)
2 毎日の食事と献立の工夫(食事のバランスをととのえよう;アルカリ性食品の野菜、海藻、きのこをとろう ほか)
3 尿酸をコントロールする健康メニュー(四季のメニュー;四季のお弁当 ほか)
4 痛風の治療と日常の自己管理(治療は痛みが治まってからが本番;高尿酸血症といわれたら定期的に診察を ほか)
著者等紹介
細谷龍男[ホソヤタツオ]
東京慈恵会医科大学内科学講座第二教授
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