出版社内容情報
日本初!
大学病院がそのすごさを認めた身体介助の技術を、多数の写真と動画でわかりやすく解説。
埼玉医科大学が学生の授業に取り入れ、主要な教授、看護主任などにも導入させた
「力がいらない」「腰にやさしい」「感染リスクも抑えられる」新しいケアの技術です。
【目次から】
●第1章 埼玉医大式の介助術とは
「埼玉医大式」5つのポイント
「人の倒れる方向」を知ろう
立ち方、体の使い方、呼吸 ほか
●第2章 ベッドで体を動かす・起こす
基本的な寝返り介助
ベッド上に座ってもらう―介護度が軽い利用者の場合-
座った姿勢を維持する ほか
●第3章 座位から立ち上がる
介護度が低い利用者に-手引きによる立ち上がり-
体格差がない利用者に-背中に手をまわして立ち上がり-
脚力が弱い利用者に-親指の付け根を当てて立ち上がり- ほか
●第4章 体を支える・移動する・座る
介護事故防止のために知っておくべき3つのこと
横に並んでの体位保持
正面から支える-立位が安定しないとき・体が崩れたときに-
ベッド(椅子)に座る
ベッドに寝かせる ほか
●第5章 車イスを使って移動する
車イス介助の意義と難しさ
車イス各部の名称と5点確認
車イスの広げ方/車イスのたたみ方
ベッドから車イスへの移乗
深く座り直してもらう ほか
内容説明
介護士・介護家族・看護師は必見!1人でも、力のない人でもでき、重度の人、大柄な人を動かすことも可能。画期的な介助技術のすべてがわかります。
目次
第1章 埼玉医大式の介助技術とは(従来との違い(1) 「埼玉医大式」5つのポイント
従来との違い(2) 「人の倒れる方向」を知ろう ほか)
第2章 ベッドで体を動かす・起こす(体位を変える(1) 基本的な寝返り介助―手前に寝返りをしてもらうとき
体位を変える(2)寝返り介助―サイドレールを残したまま行う場合 ほか)
第3章 座位から立ち上がる(立ち上がり(1)介護度が低い利用者に―手引きによる立ち上がり
立ち上がり(2)体格差がない利用者に―背中に手をまわして立ち上がり ほか)
第4章 体を支える・移動する・座る(事故防止 介助をする前に知っておくべき3つのこと;立位の保持(1) 横に並んでの体位保持 ほか)
第5章 車イスを使って移動する(介助をする前に 車イス介助の注意点;基礎知識(1) 車イス各部の名称と介助者が確認すべき5点 ほか)
著者等紹介
根津良幸[ネズヨシユキ]
埼玉医科大学「看護技術・介護技術プロジェクトを推進する会」実行委員長。埼玉医科大学客員教授。株式会社One to One福祉教育学院代表取締役。1996年に社会福祉法人を設立、特別養護老人ホーム統括施設長、デイサービスセンター長、グループホーム統括施設長などを務める。また、介護認定審査会委員、老人福祉施設連絡協議会会長、高齢者虐待防止委員会委員を歴任。39歳のときに脳梗塞で倒れ左半身麻痺の寝たきり状態となるが、2年8ヵ月にわたるリハビリテーションを経て奇跡的に回復。そのときに生きる術として編み出した介助技術を腰痛に苦しむ介護職員や介護家族のために公開し始める。2007年に医科大学の教授陣、介護現場の施設長、現場リーダーなどを集めて、医療・介護教育を提供する「株式会社One to One福祉教育学院」を設立。行政機関、社会福祉協議会、介護施設などからの委託を受けて、現在も年間5000名を超える受講者に研修を実施している。2019年には埼玉医科大学客員教授に就任、1~3年生の講義を担当するが、とくに1、2年生を対象とする介助技術の講座は、毎年の受講者数が100名を超える人気科目となった。2022年より埼玉医科大学「看護技術・介護技術プロジェクトを推進する会」実行委員長を務め、埼玉医科大学系列の全病院で医師、看護師に対し介助技術の講習を行った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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