内容説明
胃食道逆流症は、最近まで日本人にはあまり見られない病気でした。これは日本人の胃酸を作るはたらきが欧米の人たちに比べて弱く、胃酸が食道に逆流することがあまりなかったからです。しかし、衛生環境の改善と食生活の欧米化のため、今では日本人の20~30%が胃食道逆流症のため胸やけや呑酸の症状がしょっちゅう起こって苦しんでいます。本書は特別な医学の基礎知識がない方が読んでも、胃食道逆流症の原因、症状、診断、治療、生活・食習慣の改善法を理解できるように、わかりやすく解説しています。
目次
1 胃食道逆流症とはこんな病気
2 胃食道逆流症の症状
3 胃食道逆流症の原因
4 胃食道逆流症の検査と診断
5 胃食道逆流症の治療
6 日常生活の注意
7 症例に学ぶ
8 胃食道逆流症Q&A
著者等紹介
木下芳一[キノシタヨシカズ]
1980年神戸大学医学部卒業。1987年神戸大学大学院医学研究科修了。1987年より2年間、米国メイヨークリニック留学。1989年三木市立三木市民病院消化器科医長。1992年神戸大学医学部老年科助手。1994年神戸大学医学部老年科講師。1997年島根医科大学第二内科教授。2004年島根大学医学部副学部長。2007年10月より、島根大学医学部学部長。日本消化器病学会中国支部長、財団評議員日本消化管学会理事。日本高齢消化器病学会常任理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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