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ハヤカワ文庫
中性子星の呪縛―宇宙英雄ローダン・シリーズ〈419〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 262p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784150118402
  • NDC分類 943
  • Cコード C0197

内容説明

ジュリアン・ティフラーは、旧ミュータントのタコ・カクタの意識をみずからの体内にとりこみ、アルクル=ベータのある星域をめざした。アルクル=ベータを中性子星からブラックホールに生成する計画が進み、潜入させているコンセプトのヴァンネとケロスカーたちに危険が迫っているからだ。そのころ、ホトレノル=タアクは、ヴァンネとケロスカーたちを実験台としてSVE艦“ギュロソル”に乗せ、送りだそうとしていた―。

著者等紹介

嶋田洋一[シマダヨウイチ]
1956年生、1979年静岡大学人文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スターライト

3
ここにきてこの〈バルディオク〉サイクルは大きな転換を迎えた印象。前半ではラール人の銀河系からの撤退にほぼ目途がつき、後半は惑星ゴシュモス・キャッスルからムシーラー(表紙にあるコウモリ型生物)の他惑星への移住とゴシュモス・キャッスルの二分割(!)が完了し、そこへ200億の地球人の意識を持つ30億のコンセプトたちの居住準備が整った。ペースはこれらの計画を進める者たちに握られ、ティフラーやダントンたちはなすがままといった感じ。しかし真の主人公は、イティ・イティ族の最長老ミツィノだろう。ラストでの彼の行動に仰天。2012/02/25

llll'

0
2013/09/12

ニミッツクラス

0
ローダン日本語版419巻。カバーはムシーラー(ミツィノか)で、背景は母惑星とも移住先キソルグとも取れる・・その想いは後編で。前編は邦題通り。ラール人放逐の段取りも大詰め。出来事としての量は少ないが、局面は天王山だから著者マールは登場人物の視点を変えて上手く増量している。後編は「炎の飛行士の楽園」。アソシェン曰く「テラナーは一人で他の種族百人分の面倒を起こす」。元はと言えば言葉のケチり過ぎが原因なのに。コンセプト、テラナー、ムシーラー・・三方一両損?得?でまあまあの収束。キソルグでの繁栄を祈る。★★★★☆☆2013/08/31

とうくぼやかや

0
瓦礫人遺跡の監視者ケンパーを使ってヴァンネ救出劇。ヴァリオここでも大活躍。ホトレノルタアクは結局何がやりたいのやら的な迷走を続けてるような。一方ゴシュモスキャッスルではコンセプトがムシーラーだまくらかして強制移住。そしてついに惑星分割。こちらではアウグストゥスが大活躍ってほどでもないけど役には立ってたぞと。ミツィノがここで退場。すごいかわいそうな小物的イメージだったが、コンセプトの計画に汚点を残すことになって一矢報いた感じ。知性体に上位下位の別はないのだ。2012/10/17

黒猫トム

0
再読 てけてけテケナーの長い任務が報われる?前半と、いよいよ故郷II計画がエデンII計画に移行する後半。 人は神(や仏)に救いや赦しを求めるけど、ただ与えられる幸せは本当の幸せとは言えないかもしれないよねって繰り返しローダン・チームは(てかマールは)言う。 あと嶋田さんが『異星人の郷』を訳してらしたとは気付かず不覚を取った。 余談だが、これまで地域図書館の蔵書をあてにすることが多かったがいよいよ図書館で古いローダン・シリーズの処分が行われた。古本で探していくしかない。 2024/08/06

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