出版社内容情報
■2009年発表の最新の「APGⅢ」植物分類体系に準拠した国内最大級の樹木図鑑!
■巻頭に「分類検索表」「樹皮・芽による検索シート」を掲載!
■巻末に生産量の増えている最新の造園樹を紹介!
■植樹に必要な生育条件や積雪・寒気に対する耐性をリスト化!
【本書の特徴】
樹木専門図鑑として初めて長年採用されてきたエングラーの分類体系を最新のAPGシステムに変更しました。APG植物分類体系とは,ゲノム解析により被子植物を進化系統順に分類した新しい分類体系です。この変更に伴い学名も最新の組み合せを採用しています。今後は研究機関のみならず,植物園・博物館・庭園,あるいは学校などの様々な場面でこのAPG分類体系が主流となる見込みです。
日本産樹木及び公園樹や街路樹などとしてわが国で見られる外国産樹木,工業用,建材,食用,園芸・観葉植物など,1,500種を超える樹木をわかりやすいカラー図版で紹介(本編での園芸品種掲載種数の例・ツバキ類…約30種。ツツジ類…約35種など)。解説は分布や形態的な記載にとどまらず,植栽,管理,用途などにも及び,アマチュアの愛好家から研究者,造園などの事業者まで幅広く活用できます。
目次
大葉シダ植物MONILOPHYTA(ヘゴ目Cyatheales;ソテツ目Cycadales;イチョウ目Ginkgoales;グネツム目Gnetales;マツ目Pinales ほか)
被子植物ANGIOSPERMAE(アウストロバイレヤ目(シキミ目)Austrobaileyales
センリョウ目Chloranthales
コショウ目Piperales
モクレン目Magnoliales
クスノキ目Laurales ほか)