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出版社内容情報
Magica Quartet[マギカカルテット]
枡狐/蛙空[マスギツネ カワズクウ]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
またの名
8
戦意喪失したタルトの周囲には早速陰謀が張り巡らされ、手の平を返したように異端の烙印が押し付けられる。不自然なまでに増幅し不可能をも実現していく出来過ぎた聖女の因果もここで終わるかと思えたが、フランス全土を席巻した希望の熱気は体制の権威ではもう抑えられないレベルに到達。白い悪魔インキュベーターをさえも飲み込んだ魔女ですらない悪女イザボーとの決着を付けることは魔法少女には不可能とかいう状況で、それをクリアしたとしても最後に待ち受ける魔女化or処刑の結末。歴史に転機をもたらし社会を新しいステージへ導いたケース。2019/11/08
gyaam
2
まどマギ×歴史ものの外伝漫画完結巻。で面白かったですね。字が多いのでやや可読性が低いですが、その分史実との整合性には気を遣ってる感じで良いですね。歴史上の戦いの場に魔法少女がいて超人の戦いを繰り広げていたと描きつつ、一方では史実にあることは実際にその通りに起こっているという態度を貫くあたりが真面目な作品。まどか☆マギカの漫画で巻末に参考文献リストが出てくるのは驚きです。チート能力揃いの敵魔法少女勢力を、願いの内容から帰結する解決法で突破するメタバトル要素も良いです。2017/09/18
星にいる人
1
ラスボスである魔女の姿がアニメで見たかったと思わせる、不気味で恐ろしいデザインだったのが印象に残った。それを高潔な聖女である主人公が倒すという、奇跡の物語としてまとまっていた。2023/01/12
kasagumo
1
史実との絡め方が結構面白かった。その分史実に拘束され過ぎてしまっている印象も少し受けた(題材が題材だけに仕方ない)。ラスボスの願いは納得のものである一方、(こちらが先だけど)マギレコ第一部のとあるネタと少し重なってしまう部分もあるため、どちらを先に見るかで衝撃度が変わりそう。最後の結末へに対する決意の仕方はまさしく聖女らしい高潔なものでした。良作。2020/05/17
東西
1
タルトにもラスボスにもこれまでの設定を活かした能力を付与していて、とても面白かった。 結末もつじつまを合わせて、なかなか楽しめた2017/07/15