感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masa@レビューお休み中
121
相変わらず面白いのですが、登場人物がどんどん増えてしまって混乱しますね。司書・神田さんのお姉さんが登場したり、板谷さんの元同僚・阿藤さんが相談ごとをもちかけたりします。中学生男子など、子どもたちも登場しますが、児童図書館なのに、ここには悩みを抱える大人たちが迷いこんできます。まぁ、これも主人公であり、有能な司書である御子柴がいるから集まってくるんですかね。そういえば、今回は児童書があまり紹介されていなかったような…。グリム童話の『金のがちょう』、『三羽の小鳥』、あとは芥川龍之介の『トロッコ』くらいかな。2014/01/09
hirune
66
御子柴の妹の桂ちゃん、兄の代わりに父の跡継ぎになることを自分の選択だと言っているけど、まだ放り出した兄への感情に囚われているように見える。いまどき世襲制度でもないだろうに兄への執着心で自分の一度しかない人生を決めて良いんでしょうか?なんか抑うつしてるようで楽しそうでない若い子って心配だよね☆2016/08/12
wata
56
みずほさんのお姉様登場!顔が似てる姉妹でも華やか系と落ち着き系。それぞれ魅力的と思いますが(^^;「トロッコ」読んだことないです。「どんな道を選んでも不安は常に付きまとう」それなら後悔しない道を選ばなければ…2015/03/15
まろんぱぱ♪
54
がんばれ!みずほ巻、ねーちゃんにさえ、みずほの宮本への思いはバレてるのに(笑)宮本以上に天然なのか(^o^;)まぁ宮本君に、レイナ姉さんは無理だなというか確認される始末だし(笑)末っ子成功譚は初めて知りましたね、興味深く読みました。板谷の話は良かった、芥川龍之介読もうかなぁ、芥川の児童書は知りませんでしたね。御子柴兄妹はあい変わらず、本をいっぱい読んでも、人の心は分からない兄ちゃん(笑)実感というか刺さりました。意外にしっとりな印象の巻でした(^ω^)2016/02/04
くりり
54
不安の先には灯りが必ずあって、いずれは辿り着けるんだといいなあ...2015/04/11
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- 和書
- 辻が花染