出版社内容情報
足が速いことだけが取り柄の女・桜坂千早。中学で永遠のライバル、小清水澪と出会うことで陸上の世界に飛び込んだチハヤは、別々の高校に進学したミオと、インターハイで戦うことを約束するのだが…。今を生きる全ての人に贈る再生の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JACK
18
☆ 桜坂千早は小学時代から自分の足の速さに自信を持っていた。男子にだって負けやしない。しかし、中学生で同じクラスの小清水澪に負けた事が転機になる。お互いに敵視しながら高め合ってきた2人は別々の高校へ進み、インターハイで決着を着けるはずだったのだが、コロナ禍でインターハイは初の中止に…。強烈な喪失感、熱すぎる展開、力強い絵柄、散りばめられた笑いのネタ。現時点の今年のベストマンガはこれです。オススメ。2025/04/30
Ex libris 毒餃子
10
吉川きっちょむオススメマンガ。宮城県が舞台ということもあり、背景に見たことがある光景がたくさんありました。話の内容もナウな感じで良かった。良作の予感！2025/05/08
くろねこ文学
7
コロナの流行で青春を台無しにされて人生詰んだ陸上女子のリスタート物語。超スピード感ある話の展開と主人公チハヤのジェットコースター並みの感情の乱高下がものすごい迫力！チハヤがいろいろぶっ飛んでてやばすぎる。ポンコツなところもあるけれど、憎めない性格で魅力的。笑い、感動、悲しみって揺さぶられて、読んでるこっちの情緒も乱れまくり。第一話だけで人生２周分くらいの波乱万丈さ。可愛い女の子が走りまわる挫折と苦悩と笑いの人生再生の物語。超オススメです。( =＾ω＾)2025/04/28
あずま
5
表紙買い。 絵がかわいいんだけど、迫力もあって、シリアスな場面もコミカルな場面もよかった。 実際こういう人たちがいっぱいいるんだろうな。ほんとの救済はないかもしれないけど、立ち上がって走り出す主人公とその仲間たちに、もうそれだけで拍手を送りたい。2巻も楽しみ。2025/05/03
まつだ
4
幼いころから俊足の手札だけで生きてきた主人公が、コロナですべて失ってしまってからの物語。時代性であったり、形は違えど同じ経験、欠落を押し付けられてしまった人は現実に多くいるのだろう。たぶん、それはマンガを描く、にもあるんだろう。なぁ。2025/05/03
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- 和書
- 自分が強くなる生き方
