内容説明
大正から昭和にかけて伝道布教に生涯を捧げた真宗僧侶が、四苦・八苦の本質を、正しく見定めた歴史的名著。煩悩を捨てられない私たちであっても、他力信心によればすべての苦を克服できると説く。
目次
1 出離の道
2 人間苦の解剖―生老病死
3 飽くなき欲求―求不得苦
4 恩愛の絆を超えて―愛別離苦
5 繋縛を解く光―怨憎会苦
6 少欲知足の心―五陰盛苦
7 苦の離脱
著者等紹介
蜂屋賢喜代[ハチヤヨシキヨ]
1880年9月10日大阪市東区谷町慶徳寺に生まれる。1905年東京巣鴨、真宗大学本科(現大谷大学)卒業。1918年雑誌『成同』を刊行し布教・伝道活動展開。1924年大阪天王寺の光照寺の住職となる。1964年12月13日84歳逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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