出版社内容情報
往生思想の本質を考察するとともに、親鸞の著作を汎く綿密に検討して、往生論争に終止符を打とうとする注目の一冊。親鸞が説く「往生」は、現生か死後か――!? 往生思想の本質を考察するとともに、親鸞の著作を汎く綿密に検討して、往生論争に終止符を打とうとする注目の一冊。
【目次】
序論
第一部 親鸞の往生思想形成の背景
第二部 親鸞の往生思想
第三部 親鸞の往生思想についての諸説とその検討―特に現生往生説について―
結 論
序論
第一部 親鸞の往生思想形成の背景
第一章 往生思想の基本的性格/第二章 浄土三部経における往生思想/第三章 曇鸞の往生思想/第四章 道綽の往生思想/第五章 善導の往生思想/結章 第一部の結び
第二部 親鸞の往生思想
第一章 往生即成仏義と現生正定聚義/第二章 即得往生と与諸如来等/第三章 親鸞の和語聖教における本願成就文釈/第四章 親鸞教義における往生の意義/結章 第二部の結び
第三部 親鸞の往生思想についての諸説とその検討
第一章 親鸞の往生思想についての諸説概観/第二章 上田義文氏の説とその検討/第三章 松野純孝氏の説とその検討/第四章 寺川俊昭氏の説とその検討/結章 第三部の結び
結論
内藤知康[ナイトウトモヤス]
著・文・その他
内容説明
「往生」は、現生か死後か!?往生思想の本質を考察するとともに、親鸞の著作を汎く綿密に検討して、往生論争に終止符を打つことを目指した研究。
目次
第1部 親鸞の往生思想形成の背景(往生思想の基本的性格―往生思想の源流に関する諸説を手がかりとして;浄土三部経における往生思想;曇鸞の往生思想 ほか)
第2部 親鸞の往生思想(往生即成仏義と現生正定聚義;即得往生と与諸如来等;親鸞の和語聖教における本願成就文釈―特に「即得往生」の解釈について ほか)
第3部 親鸞の往生思想についての諸説とその検討―特に現生往生説について(親鸞の往生思想についての諸説概観;上田義文氏の説とその検討;松野純孝氏の説とその検討 ほか)
著者等紹介
内藤知康[ナイトウトモヤス]
1945年、大阪府に生まれる。龍谷大学大学院文学研究科修了、宗学院卒業。現在、龍谷大学名誉教授、本願寺派勧学寮員、福井県覺成寺住職(福井教区若狭組)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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