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出版社内容情報
放射能にどう立ち向かうか。放射能被曝とは何か。福島原発の原子炉内で何が起こったか。怖がらず、恐れず、正確な知識をつかむために。
【著者紹介】
ロサンゼルス・ピアース大学物理学科教授
内容説明
福島第一原子力発電所の事故によって、ヨウ素やセシウムに代表される、大量の放射性物質が空気中にばら撤かれてしまった。また、放射性物質に汚染された水も漏れでてしまった。汚染された土と水、そして食べ物にも…。原子力・原発をよく知る米国在住の物理学者が、今回の事態を憂い、放射線とは何か、被曝の影響をどう考えるか、原発の中で何が起こったのか、放射性物質にこれからどう対処すればよいか、丁寧に説きほぐしていく。
目次
第1章 放射線はどこから出るのか?(まず、核の前に原子だ;原子内の電子について ほか)
第2章 原子はどこから来たのか?(原子は無から発生するのか?;初めに「無」ありき! ほか)
第3章 核の分裂と放射性物質(核分裂は「核反応」である;核分裂とは何か? ほか)
第4章 原子炉内で何が起きているのか?(原子炉の構造;燃料棒の構造 ほか)
第5章 放射線と細胞(原子レベルでのエネルギーと核レベルでのエネルギー;細胞とは何か? ほか)
エピローグ(確率ということ;原子力発電所の今後の行方)
著者等紹介
山田克哉[ヤマダカツヤ]
1940年生まれ。東京電機大学工学部電子工学科卒業。米国テネシー大学工学部大学院修士課程(原子炉理論)修了。同大学理学部物理学科大学院博士課程(理論物理学)修了。現在、ロサンゼルス・ピアース大学物理学科教授。アメリカ物理学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ハッシー
本命@ふまにたす
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