内容説明
富士山・立山とともに日本三名山といわれた白山―。全国有数の規模で展開した白山信仰の開創者・泰澄の伝記を手がかりに、奈良時代の社会と宗教を鮮やかに描き出す。
目次
第1章 山岳信仰
第2章 生まれた時代
第3章 幼少の時代
第4章 越の大徳とその弟子
第5章 白山入山
第6章 中央との交流
第7章 宮廷仏教の隆盛
第8章 天平期の動向
第9章 越知山への帰参
著者等紹介
本郷真紹[ホンゴウマサツグ]
1957年大阪市に生まれる。1987年京都大学大学院博士課程学修退学。1992年富山大学人文学部助教授を経て、1996年立命館大学文学部助教授、2000年同教授、現在に至る
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