史學の近代中國―顧頡剛と胡適・傅斯年の思想と行動

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史學の近代中國―顧頡剛と胡適・傅斯年の思想と行動

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  • サイズ A5判/ページ数 728p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784831877871
  • NDC分類 222.001
  • Cコード C3022

内容説明

自国の歴史を捉え直した先にいかなる「中国」を歴史的に構想したのか?未公刊資料を含む膨大な一次史料に基づき、草創期の中国アカデミズムにおける中国史をめぐる学術の展開を詳細に跡付け、その核心を明らかにする。中国の近代史学に関する本邦初の本格的研究書。

目次

上篇 顧頡剛史学の形成に関する新研究(史学の論理と方法;同時代日本の史学との関係)
中篇 1928年前後における胡適・顧頡剛・傅斯年の学術活動(国民革命前後における三者の関係;顧頡剛と傅斯年の学術構想・活動;学問の方法―胡適と顧頡剛の分岐)
下篇 史学家の思想と行動(「中国」の構想と古代史研究;「学術社会」の構築)

著者等紹介

竹元規人[タケモトノリヒト]
1980年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、福岡教育大学教育学部准教授。専門は中国近現代思想史・学術史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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さとうしん

14
第2章で議論されている胡適と顧頡剛が崔述を「再発見」したことと顧のいわゆる加上説が日本の影響によるものとは必ずしも言えないのではないかという点が一番の注目ポイントか。従来一緒くたに扱われがちだった顧頡剛と傅斯年の関係を再検証しているのも読み所。一方で顧・胡・傅の三者に注目すると言いつつも、当時の古史や考古学の学術史をこの3人だけで語りきれるはずもなく、第6章で郭沫若が唯物史観に依拠したことについて、従来のように否定的に扱っていない点も評価できる。2025/03/27

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