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内容説明
“括り”を突破する“つながり”のアイデンティティとは?熱帯の樹木生い茂るスリランカの中央高地。民族やカーストの括りを再編しながら生きるエステート・タミルの姿を克明に描き出す。精緻なフィールドワークに基づく本格的エスノグラフィー。
目次
第1章 エステート・タミルという人々
第2章 調査地の概況―シンハラ村に囲まれたゴム園
第3章 調査地の経済状況および経済的関係
第4章 エステート・タミル・カースト1―括りの相
第5章 エステート・タミル・カースト2―つながりの相
第6章 エステート・タミル・カースト3―境遇と長屋の共同性
第7章 シンハラ・カースト―村落生活における括りとつながり
第8章 民族対立状況下の二つのジャーティヤ
第9章 つながりのアイデンティティと女神祭礼
著者等紹介
鈴木晋介[スズキシンスケ]
1971年新潟県長岡市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業、筑波大学大学院修士課程地域研究研究科修了、筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科単位取得退学。博士(文学)(総合研究大学院大学文化科学研究科)。専攻は文化人類学。現在、関西学院大学先端社会研究所専任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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