迦才『浄土論』と中国浄土教―凡夫化土往生説の思想形成

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迦才『浄土論』と中国浄土教―凡夫化土往生説の思想形成

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  • サイズ A5判/ページ数 489,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784831873651
  • NDC分類 188.63
  • Cコード C3015

内容説明

唐初期の長安で活躍した謎の学僧、迦才。『摂大乗論』『大乗起信論』にもとづき、道綽や善導とは一線を画した“摂論系浄土教者”の思想の核心に迫る。もう一つの凡夫往生説。

目次

第1章 『浄土論』の成立背景(迦才と弘法寺;道綽と迦才;『安楽集』と『浄土論』)
第2章 迦才における凡夫と聖人(末法凡夫観;本為凡夫兼為聖人説;『観経』の九品説と慧遠批判の意図)
第3章 実践行に対する批判とその克服(往生別時意説への対応;実践行体系の形成)
第4章 西方化土説の思想構造(摂論学派と迦才の四土説;長時化土説;迦才の西方浄土観)
第5章 西方浄土に関する諸問題(分段・変易の二種生死説;封疆説;種子欲・上心欲の二欲について;処不退説と化土往生の意義)
総結 迦才の凡夫化土往生説(迦才の浄土教の思想的位置;迦才の浄土教思想の形成過程;凡入報土説の課題;今後の研究課題)

著者等紹介

工藤量導[クドウリョウドウ]
1980年青森県東津軽郡今別町生まれ(旧名・裕幸)。2003年金沢大学教育学部学校教育教員養成課程卒業。2005年大正大学大学院仏教学研究科仏教学専攻博士前期課程修了。2008年大正大学大学院仏教学研究科仏教学専攻博士後期課程単位取得満期退学。2011年博士(仏教学、大正大学)。現在、大正大学綜合仏教研究所研究員、浄土宗総合研究所嘱託研究員、浄土宗本覚寺副住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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