内容説明
多重人格、マインドコントロール、人格改造セミナーなど、「癒し」をめぐる現象の意味と危険性を解明し、より大きな可能性を切りひらく注目の書。
目次
序章 「癒し」ブームの中で
第1章 多重人格という現象
第2章 教祖もまた洗脳される―マインドコントロールの構造
第3章 宗教・のようなもの
第4章 セックスというセラピー
第5章 癒しとトランスフォーメーション
第6章 「愛と生と死」の癒し―「癒ついた私」をいかに癒すか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Machida Hiroshi
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本書は、日本に癒しブームを広めた第一人者である著者が、なぜ人はマインドコントロールを受けるのか、自己啓発セミナーやマルチビジネスにハマるのか、など、人が「癒し商品」にハマる現象を解説し、それに対して著者の考える「癒し」のコンセプトを語ったエッセイ集です。「癒し」ブームがすっかり定着した今頃になって本書を読みましたが、さすが「癒し」の先駆者だけあって、著者の考える「癒し」のコンセプトは、地球全体に視野を広げ、地球大で発想するとともに、自己を深く追求し、そして現実世界で実践して行く行為という壮大なものでした。2014/04/08
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- 洋書
- 11 2001 - ,