内容説明
急激な都市化の波は日本人の宗教と信仰をどう変質させたのか。民間信仰や祭り、新宗教などを素材に、日本人特有の宗教形態〈信仰なき宗教〉の脈々たる流れを浮き彫りにする。―長年にわたって東大宗教学をリードし、惜しまれつつ急逝した著者の名講義九篇。
目次
1 現代日本人の宗教(信仰のない宗教;宗教的伝統の二面性;人間関係の宗教)
2 祭りとエクスタシー(祭りの感覚;祭りと現代;現代における新宗教運動の特質)
3 宗教学の視線(地獄―東と西;日本における山岳宗教;『宗教学概論』成立前後)
急激な都市化の波は日本人の宗教と信仰をどう変質させたのか。民間信仰や祭り、新宗教などを素材に、日本人特有の宗教形態〈信仰なき宗教〉の脈々たる流れを浮き彫りにする。―長年にわたって東大宗教学をリードし、惜しまれつつ急逝した著者の名講義九篇。
1 現代日本人の宗教(信仰のない宗教;宗教的伝統の二面性;人間関係の宗教)
2 祭りとエクスタシー(祭りの感覚;祭りと現代;現代における新宗教運動の特質)
3 宗教学の視線(地獄―東と西;日本における山岳宗教;『宗教学概論』成立前後)