- ホーム
- > 和書
- > 人文
- > 文化・民俗
- > 文化・民俗事情(日本)
内容説明
「奈良県風俗誌」と呼ばれる1915年(大正4)に編纂された、膨大な資料群から出産・育児に関わる記述を翻刻し、研究論文を加えた。対象としたのは近代の奈良県であるが、単に一地域の記述に留まらず、近代に人々がいかにして子どもを産み育てていたのかを示す、豊かで多様な素材となっている。
目次
研究編(近代の暮らしを知る資料「奈良県風俗誌」;近代の出産習俗;近代の子どもと育児)
資料編(翻刻・出産;翻刻・子供并ニ育児)
著者等紹介
安井眞奈美[ヤスイマナミ]
1967年、京都市に生まれる。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学、博士(文学)。現在、天理大学文学部教授。民俗学、文化人類学専攻。研究テーマは日本の出産文化の変容、怪異・妖怪伝承からみた身体観の解明、ミクロネシアの芸術とアイデンティティの研究など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。