出産・育児の近代―「奈良県風俗誌」を読む

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  • サイズ A5判/ページ数 523p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784831862211
  • NDC分類 385.2
  • Cコード C3039

内容説明

「奈良県風俗誌」と呼ばれる1915年(大正4)に編纂された、膨大な資料群から出産・育児に関わる記述を翻刻し、研究論文を加えた。対象としたのは近代の奈良県であるが、単に一地域の記述に留まらず、近代に人々がいかにして子どもを産み育てていたのかを示す、豊かで多様な素材となっている。

目次

研究編(近代の暮らしを知る資料「奈良県風俗誌」;近代の出産習俗;近代の子どもと育児)
資料編(翻刻・出産;翻刻・子供并ニ育児)

著者等紹介

安井眞奈美[ヤスイマナミ]
1967年、京都市に生まれる。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学、博士(文学)。現在、天理大学文学部教授。民俗学、文化人類学専攻。研究テーマは日本の出産文化の変容、怪異・妖怪伝承からみた身体観の解明、ミクロネシアの芸術とアイデンティティの研究など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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