内容説明
中国から日本へと伝えられ、独自に発展した禅の歴史を、難解な原典を引かず、宗派や教養にかたよることなく叙述する。禅の現在や修行・しきたりまでを説き、その全体像を初めて明らかにした注目の書。
目次
第1篇 禅のあゆみ―中国(禅の形成―東山法門への道;禅の拡大と分脈―北宗・南宗・牛頭宗;禅思想の完成と百家争鳴―馬祖禅の隆盛;禅の普及と変質―北宋時代の禅;禅の継承と維持―南宋・金・元時代の禅;禅の終焉―明・清時代の禅)
第2篇 禅のあゆみ―日本
(禅の流入と受容;宋朝禅の定着;禅の拡大と浸透;近世における禅の展開;近現代における禅)
第3篇 禅の現在(禅宗教団の現状;禅宗寺院の運営;禅修行)
著者等紹介
伊吹敦[イブキアツシ]
1959年、愛知県に生まれる。1983年、早稲田大学第一文学部卒業。1992年、早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、東洋大学文学部助教授
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