近代日本の仏教思想と“信仰”

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近代日本の仏教思想と“信仰”

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  • サイズ 46判/ページ数 264p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784831855886
  • NDC分類 182.1
  • Cコード C1014

出版社内容情報

「信仰」という概念はどのように誕生したのか?

「宗教」の中核的要素として自明的に語られ、超歴史的なものとして捉えられがちな「信仰」。

しかし、そうした理解や観念自体こそが、歴史的に構築されたものであった――。

伝統的な仏教思想や「宗教」「文明」「科学」「迷信」「儀礼」「人格」などをめぐる言説、そしてキリスト教や「旧仏教」「支那仏教」といった他者との交渉・相克を経ながら「信仰」概念が展開・定着してゆく過程を、仏教者による「語り」から追跡し、明らかにする。

論客ひしめく「宗教」概念研究の流れのなかで見過ごされてきた「信仰」概念の近代的形成に初めて本格的に焦点を当て、日本宗教史に新知見をもたらした画期的成果。

■目次■
序 章
第一章 「文明」の時代における「信」の位相─島地黙雷の宗教論を中心として─
第二章 「仏教改良」と「信仰」─明治中期における仏教知識人の言説空間を中心に─
第三章 「迷信」と「信仰」のはざま─境野黄洋における「詩的仏教」の構想─
第四章 「新仏教」とユニテリアン──広井辰太郎の信仰論を中心として─
第五章 「新仏教」の夜明け─雑誌『新仏教』における「信仰」言説─
第六章 「信仰」と「儀礼」の交錯─明治後期の姉崎正治と宗教学の成立に見る─
第七章 明治後期・大正期の「人格」と「信仰」─仏陀と阿弥陀仏をめぐる議論について─
第八章 日本仏教論における「信仰」─「他者」としての中国仏教と日本仏教の自己認識─
終 章
あとがき/索  引

内容説明

「宗教」の中核的要素として自明的に語られ、超歴史的なものとして捉えられがちな「信仰」。しかし、そうした理解や観念自体こそが、歴史的に構築されたものであった―。伝統的な仏教思想や「宗教」「文明」「科学」「迷信」「儀礼」「人格」などをめぐる言説、そしてキリスト教や「旧仏教」「支那仏教」といった他者との交渉・相克を経ながら「信仰」概念が展開・定着してゆく過程を、仏教者による「語り」から追跡し、明らかにする。「信仰」概念の近代的形成に初めて本格的に焦点を当て、日本宗教史に新知見をもたらした画期的成果。

目次

序章
第一章 「文明」の時代における「信」の位相―島地黙雷の宗教論を中心として―
第二章 「仏教改良」と「信仰」―明治中期における仏教知識人の言説空間を中心に―
第三章 「迷信」と「信仰」のはざま―境野黄洋における「詩的仏教」の構想―
第四章 「新仏教」とユニテリアン―広井辰太郎の信仰論を中心として―
第五章 「新仏教」の夜明け―雑誌『新仏教』における「信仰」言説―
第六章 「信仰」と「儀礼」の交錯―明治後期の姉崎正治と宗教学の成立に見る―
第七章 明治後期・大正期の「人格」と「信仰」―仏陀と阿弥陀仏をめぐる議論について―
第八章 日本仏教における「信仰」―「他者」としての中国仏教と日本仏教の自己認識―
終章

著者等紹介

呉佩遙[ウーペイヨウ]
1994年中国生まれ。東北大学大学院国際文化研究科博士課程修了。博士(国際文化)。専門は宗教学(近代日本宗教史)。現在、中国上海師範大学人文学院准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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1
近代日本仏教 信仰中心の議論 仏教本来性 信仰が重要 信仰の不在 重要な指標点 信行 信じることと実践の複合 信仰 宗教の核 近代以前の信 国民国家へ 宗教 行為本質と信仰本質 純信仰としての真宗 信仰の内実めぐる議論の白熱 仏陀や阿弥陀仏の人格 心の開化 信心 教えと政治の二元論 仏教改良の必要性の認識 学問か宗教か 黙従教の中核的要素としての宗教 詩的仏教 合理知と信のバランス 内観主義 個人の内心 仏陀の人格 重要な論点 日本仏教 特色としての信仰 理性的・学問的な支那仏教 歴史性と超越性の矛盾2025/05/22

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