目次
序論第1 古ウパニシャッドと初期仏教(従来の研究;形而上学と無記―両者の根本的立場;ブラフマンと梵天;アートマンと無我)
序論第2 初期仏教思想研究の方法論(初期仏教の定義に関連して;資料の扱いについて―中村元博士説の紹介と検討;初期仏教思想研究の方法論―資料の扱いに関する私見)
本論 初期仏教の思想(基本的立場;こころ;苦;苦の本質;無常;無我;四諦;八正道;縁起説;ニルヴァーナ)
付篇第1 相応部の経の数について
付篇第2 雑阿含経の経の数について
著者等紹介
三枝充悳[サイグサミツヨシ]
1923年静岡市に生まれる。1950年東京大学文学部哲学科卒業。1959‐62年ミュンヘン大学に学び、Dr.phil.を受ける。1999年10月‐2003年6月東方学院院長。現在、筑波大学名誉教授。日本大学前教授。文学博士
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