法蔵館文庫<br> ラクダの文化誌―アラブ家畜文化考

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法蔵館文庫
ラクダの文化誌―アラブ家畜文化考

  • 堀内 勝【著】
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  • サイズ A6判/ページ数 552p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784831826763
  • NDC分類 645.7
  • Cコード C0139

出版社内容情報

 ラクダは古くから、伝統的アラブ社会の生活や文化の形成に深くかかわり、生活の糧としてのみならず言語や文学、芸術、生活様式や価値観にも多大な影響を与えてきた。アラブ遊牧民はラクダをどう位置づけ、どう扱い、共に生きてきたのか。
 砂漠の民が用いるラクダに関する様々な言葉、伝説や文献などの資料、現地調査をもとに、「ラクダ」という動物と、それと深くかかわってきた家畜文化・遊牧民文化・アラブ文化の実態を克明に描き出す。

《目次》
はじめに
第1章 アラブのラクダ観
第2章 名高いラクダ――アラブ種の名種、名産地
第3章 ラクダを崇める――サムード族伝説と神聖ラクダ
第4章 ラクダを記す――歴史に名高いラクダ
第5章 ラクダを叙す――ラクダの体の部位(1)
第6章 ラクダのコブ(瘤)について――ラクダの体の部位(2)
第7章 ラクダの蹄について――ラクダの体の部位(3)
第8章 ラクダが生きる――成長段階
第9章 ラクダが年とる――ラクダの年齢階梯
第10章 ラクダが群らがる――「群れ」考(1)
第11章 ラクダを数える、頭数――「群れ」考(2)
第12章 ラクダが鳴く(1)――アラブの擬声音文化考(1) ラクダ以外の動物のオノマトペ
第13章 ラクダが鳴く(2)――アラブの擬声音文化考(2) ラクダのオノマトペ
第14章 ラクダが運ぶ――駄用ラクダ
第15章 ラクダが引っ張る――牽引用ラクダ
第16章 ラクダに乗る――乗用ラクダ・旅用ラクダのこと
第17章 ラクダが歩く――距離単位、ラクダ日
第18章 ラクダが踊る――キャラバンソングについて
第19章 ラクダに据える――ラクダ鞍の考察
第20章 ラクダに掛ける、吊るす――運搬用荷具
第21章 ラクダで身をあがなう――血の代金とラクダ
第22章 ラクダで娶る――婚資について
第23章 ラクダで税を払う
第24章 ラクダを信じる――ラクダに関する俗信
引用・参照文献
おわりに
文庫版あとがき

内容説明

ラクダは古くから、伝統的アラブ社会の生活や文化の形成に深くかかわり、生活の糧としてのみならず言語や文学、芸術、生活様式や価値観にも多大な影響を与えてきた。アラブ遊牧民はラクダをどう位置づけ、どう扱い、どのように共に生きてきたのか。砂漠の民が用いるひとコブラクダに関する膨大な数の言葉、文献や伝説などの資料、そして幾度にもわたる現地調査をもとに、「ラクダ」という動物と、それと深くかかわってきた家畜文化・遊牧民文化・アラブ文化の姿と関係を克明に描き出す。サントリー学芸賞受賞作を文庫化。

目次

アラブのラクダ観
名高いラクダ―アラブ種の名種、名産地
ラクダを崇める―サムード族伝説と神聖ラクダ
ラクダを記す―歴史に名高いラクダ
ラクダを叙す―ラクダの体の部位(1)
ラクダのコブ(瘤)について―ラクダの体の部位(2)
ラクダの蹄について―ラクダの体の部位(3)
ラクダが生きる―成長段階
ラクダが年とる―ラクダの年齢階梯
ラクダが群らがる―「群れ」考(1)
ラクダを数える、頭数―「群れ」考(2)
ラクダが鳴く(1)―アラブの擬声音文化考(1)ラクダ以外の動物のオノマトペ
ラクダが鳴く(2)―アラブの擬声音文化考(2)ラクダのオノマトペ
ラクダが運ぶ―駄用ラクダ
ラクダが引っ張る―牽引用ラクダ
ラクダに乗る―乗用ラクダ・旅用ラクダのこと
ラクダが歩く―距離単位、ラクダ日
ラクダが踊る―キャラバンソングについて
ラクダに据える―ラクダ鞍の考察
ラクダに掛ける、吊るす―運搬用荷具
ラクダで身をあがなう―血の代金とラクダ
ラクダで娶る―婚資について
ラクダで税を払う
ラクダを信じる―ラクダに関する俗信

著者等紹介

堀内勝[ホリウチマサル]
1942年6月山梨県甲府市生まれ。甲府第一高校卒業、東京外国語大学アラビア語科卒業、カイロ・アメリカ大学M.A.取得、同大学フェロー、中部大学国際関係学部教授、現在同大学名誉教授。アラブ・イスラム世界や遊牧民文化を中心に、言語人類学、民族誌、エスノサイエンス、口承文化・文芸を専門とする。著書『ラクダの文化誌』(リブロポート。86年サントリー学芸賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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tokumei17794691

1
・「ラクダの生態」「ラクダに支えられた暮らし」が半々。「暮らし」には物足りぬ部分も多い。著者が「文庫版あとがき」で目次を記した、本書の続編『ラクダの跡』を法蔵館文庫で再刊できぬか。『ラクダの跡』のほうが「暮らし」には詳しそうだが、入手困難なのが残念。・言語からも「ラクダとアラブ」を描こうとしていたのだろう。が、ラクダ関係のアラビア語の解説が多過ぎる。もう少し少なければ他の部分の理解に労力を使えた。・アラビア半島およびその周辺部の地図を付けてほしかった。・アラブはラクダあっての地域との印象。2024/11/27

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