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内容説明
近世思想史上最高の儒学者として、近代政治思想の先駆と評価されてきた荻生徂徠について、《評伝/古文辞学という方法/四書注釈作業/東アジアへの眼差し/学問の継承》という観点から捉えなおし、徂徠のテキストを精緻に読み解いて、徂徠の構想=「道」をひらく。
目次
1 評伝(徂徠の思想史的伝記)
2 方法(〈方法〉としての古文辞学;『辨道』『辨名』とは何か)
3 注釈(『論語徴』という迷宮;注釈の脱構築―古文辞学的な学庸解釈)
4 展開(徂徠「贈朝鮮使序」考;太宰春台における古文辞学の逸脱と継承;宇佐美〓水―幻の徂徠学構想と文献考証学)
著者等紹介
澤井啓一[サワイケイイチ]
1950年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。恵泉女学園大学名誉教授。専攻―近世東アジア思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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