出版社内容情報
さまざまな漁法・業態で海とともに生きる漁師たちの姿を紹介。日本漁業の歴史、漁業制度の基礎知識なども詳しく解説します。世界でも指折りの多彩さを誇る日本の沿岸。サンマ棒受網漁や大型定置網、家族経営のシラス漁、豪快な一本釣りなど、さまざまな漁法・業態で海とともに生きる漁師たちの姿を紹介。日本漁業の歴史や現在、水産物流通や漁業制度の基礎知識、漁師に必要とされる知識や資格についても詳しく解説します。
大浦 佳代［オオウラ カヨ］
著・文・その他
内容説明
大海原に輝く夢を求め海とともに生きる！世界でも指折りの多彩さを誇る日本の沿岸でさまざまな漁法・業態で海とともに生きる漁師たちの姿を紹介。今熱くそのなり手を求められている漁師への道を解説！
目次
１章 ドキュメント海に生きる！（大規模漁船漁業の漁師―井上太喜さん・マル井水産第三太喜丸；大型定置網漁の漁師―石垣誠さん・小田原市漁業協同組合定置網部；家族経営でシラス漁と加工販売をする漁師―岩崎茂さん・山茂丸水産第一山茂丸 ほか）
２章 漁師の世界（日本の漁業の成り立ち；現在の日本の漁業；水産物の消費と流通 ほか）
３章 なるにはコース（適性と心構え；必要な知識と資格；学ぶ場所 ほか）
著者等紹介
大浦佳代［オオウラカヨ］
ライター・フォトグラファー。海と漁の体験研究所主宰。東京海洋大学修士課程修了。漁村や農村の生活・文化・都市との交流などをテーマに取材・執筆している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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こぺたろう
9
続けて漁業への就業本。この業界は長年関わってきたので、ある程度イメージはあるのですが、漁業の就業フェアは行ったことがなかったので、その様子の紹介は参考になりました。若手漁業者のインタビューが豊富なのですが、漁家子弟の就業事例が多く感じました。定置網漁や養殖業はサラリーマン的な働き方なので、魅力を感じる。2019/07/06
かおる
5
漁師になるためのマニュアル本ではあるが、一般消費者にとっても漁業への理解を深めることができる本だ。漁師の生活や、漁法、流通など、漠然とした知識しかなかったが、水産業はもっと多様なものだと知ることができた。漁師になるための心がまえや適性、必要な知識と資格、そしてそれを学べる場所や方法などが具体的に紹介されていて実用的。2023/04/26
1
前半は実際の就労者の話、後半は漁業に関する概説。後半も良いがやはり前半が面白い。一口に漁師と言っても様々な漁が有り、それによって働き方も全く違うようだ。また、ただ魚を取るだけだと思っていたが、網の補修などの陸仕事もあるらしい。魚を取る部分以外のことがよくわかり理解が深まった気がする。2020/09/30
がまち
0
漁師一人一人の就業のきっかけがわかってよい。現場にいけないひとでも、漁業者の就業時のうきうきした気持ちを共有できるいい機会。(ただ、いまの時代、ネット上にこういう情報があるべきかな…)2020/03/04
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