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内容説明
“物事を捉え直す基礎的なあり方とその歴史”から“具体的な活動・展開”に踏み込み“外部からの視点”を得て反省と普遍性に向かう思想史。思想が諸宗教・学問と結合して展開する「重要な形」の歴史的内実に、理性によって関与する方法的くわだて。日本史上の人間の営みにおける物事自体の記録から、物事の形態を巡る思考・想像による再把握へ。
目次
1 研究の課題と方法(日本思想史の方法―物事の形態と把握の歴史;戦後から二十一世紀の日本思想史―「日本らしさ」の底流・「公私」(公共)を中心に)
2 方法の諸相(方法としての「擬古」;対話と論争としての思想史研究―儒教思想史に即して ほか)
3 世界のなかの日本思想史―海外からのアプローチ(中国における日本思想史の研究;韓国の日本研究と日韓の思想連関 ほか)
4 日本思想史へ―ガイダンス(神道;仏教 ほか)
著者等紹介
黒住真[クロズミマコト]
1950年、岡山県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。博士(学術)。東京大学大学院総合文化研究科教授。日本思想史・倫理学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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