内容説明
天皇制の深部からアジア的共同体の構造の考察を進め、日本古典の分析と宗教性の探究へ向かい、太宰治や横光利一の再評価から戦中期への批判とともにみずからの青春の奪還を試みた詩人の潮目を描く。
目次
七〇年安保の後始末
三島事件の衝撃
赤軍派の問題
南島論―『共同幻想論』の展開1
天皇制論―『共同幻想論』の展開2
国家形成の原理をめぐって
実朝論
和歌形式発生論の成立と展開
近松論
党派の争い〔ほか〕
著者等紹介
渡辺和靖[ワタナベカズヤス]
1946年(昭和21)山形県に生まれる。山形大学文理学部卒業後、東北大学大学院文学研究科修士課程修了。博士(文学)。愛知教育大学名誉教授。専攻・日本思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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