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内容説明
日本最初の仏教説話集『日本霊異記』を分析し、仏の教えと人々をつなぐ天皇という存在に注目しながら、日常の背後に広がる因果応報と、聖なる存在・作者・各説話がとりもつ「縁」の重層構造を読み解く。
目次
序章 なぜ「日本国」の説話集を編んだのか
第1章 「聖」と「凡人」
第2章 仏像に祈るということ
第3章 仏とひとをつなぐ“恥”
第4章 「日本国」と天皇
終章 「縁」
著者等紹介
伊藤由希子[イトウユキコ]
1975年、神奈川県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、東京大学大学院人文社会系研究科死生学・応用倫理センター研究員。専攻は倫理学・日本思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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