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- > 日本の哲学・思想(戦後思想)
内容説明
詩人としての出発、自己形成の道程。詩人の感性は、戦時期の祖国と同胞をどのようにとらえ、そして戦後、どのように自らの戦時体験を位置づけたか。時代に翻弄されながら生き抜いた思想家の軌跡。
目次
第1章 吉本隆明の出発
第2章 詩集稿『呼子と北風』の編纂時期をめぐって
第3章 詩集稿『呼子と北風』の形成過程
第4章 吉本隆明の戦争詩
第5章 死にむかいあう日々
第6章 敗戦前後―保田與重郎理解をめぐって
第7章 小林秀雄からの脱出
著者等紹介
渡辺和靖[ワタナベカズヤス]
1946年(昭和21)山形県に生まれる。山形大学文理学部卒業後、東北大学大学院文学研究科修士課程修了。愛知教育大学教授。専攻・日本思想史。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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