出版社内容情報
本書の目的は、境界地域の現場、言い換えれば、国境の最前線こそが、領土ナショナリズムの隘路を打開するという認識のもと、政治的な文脈で客観的に分析することが困難な領土・国境問題を理論的かつローカルな文脈で相対化することである。一般的に、境界地域は地理的辺境と考えられる傾向があるが、本書では、空間を超えた越境や協力を通じて常に新しい現象や関係性を生成させる創造空間と捉えている。
【目次】
第Ⅰ部 理論から考える
第1章 領土国家と境界地域―理論的アプローチを中心に―
第2章 グローバルリスク研究と国境島嶼―ボーダースタディーズの足場から―
第Ⅱ部 政策から考える
第3章 境界地域をめぐる国民保護法制―政府間関係の視点から―
第4章 日本の国境離島に関する政策評価―行政事業レビューを手掛かりに―
第5章 危機と自立のはざまに立つ境界自治体―対馬・稚内の議会議論にみる地域外交の変容―
第Ⅲ部 実践から考える
第6章 境界地域としての離島を舞台とした課題解決型学習(PBL)とリスク対応の検討―長崎県立大学における実践を手がかりに―
第7章 パラレル・ワールドの向こう側―北方領土に流れる異なる時間
第8章 ボーダーツーリズム私の10年
内容説明
本書の目的は、境界地域の現場、言い換えれば、国境の最前線こそが、領土ナショナリズムの隘路を打開するという認識のもと、政治的な文脈で客観的に分析することが困難な領土・国境問題を理論的かつローカルな文脈で相対化することである。一般的に、境界地域は地理的辺境と考えられる傾向があるが、本書では、空間を超えた越境や協力を通じて常に新しい現象や関係性を生成させる創造空間と捉えている。
目次
第1部 理論から考える(領土国家と境界地域―理論的アプローチを中心に―(川久保文紀)
グローバルリスク研究と国境島嶼―ボーダースタディーズの足場から―(岩下明裕))
第2部 政策から考える(境界地域をめぐる国民保護法制―政府間関係の視点から―(土屋耕平)
日本の国境離島に関する政策評価―行政事業レビューを手掛かりに―(古川浩司)
危機と自立のはざまに立つ境界自治体―対馬・稚内の議会議論にみる地域外交の変容―(三谷将))
第3部 実践から考える(境界地域としての離島を舞台とした課題解決型学習(PBL)とリスク対応の検討―長崎県立大学における実践を手がかりに―(石田聖)
パラレル・ワールドの向こう側―北方領土に流れる異なる時間―(本間浩昭)
ボーダーツーリズム私の10年(斉藤マサヨシ))
著者等紹介
川久保文紀[カワクボフミノリ]
1973年福島県生まれ。中央大学法学部政治学科卒業。中央大学大学院法学研究科博士前期課程政治学専攻修了。ニューヨーク州立大学ビンガムトン校社会学部大学院修士課程修了。中央大学大学院法学研究科博士後期課程政治学専攻単位取得満期退学。博士(政治学)(中央大学)。現職:中央学院大学副学長・法学部教授。専門:国際関係論、境界研究(ボーダースタディーズ)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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