犬は知っている

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犬は知っている

  • 大倉 崇裕【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784575247114
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

癒やしのファシリティードッグ〈ピーボ〉とわけあり警察官が知られざる重大事件を鮮やかに解決! ピーボは警察病院の小児病棟に常勤して患者の治療計画にも介入するのだが、実は密命を帯びていた。特別病棟に入院する受刑者と接し、彼らから事件の秘密や真犯人の情報などを聞き出すこと。死を前にした犯罪者はピーボに癒やされ、語り出すのだった。そしてピーボとコンビを組むハンドラーの笠門巡査部長は捜査を開始する――。史上初、犬が主役の警察小説!

内容説明

ゴールデン・レトリバーのピーボ(7歳オス)は、患者の恐怖や苦痛などを和らげるために警察病院に常駐するファシリティドッグだ。小児科病棟で子供達を癒やす存在なのだが、ピーボには裏の任務があった。特別病棟に入院する余命わずかの囚人患者の心を開かせ、彼らが隠していた事件の秘密を聞き出す。どんな凶悪犯もふさふさの毛並み、つぶらな瞳、愛らしい動きに癒されてつい心を許してしまうのだ。そして、ピーボ専任担当の笠門達也巡査部長は、ピーボが聞き出した患者の秘密を端緒にして、事件の再捜査を開始する。警察病院のスーパー癒やし捜査犬が、難事件を迷わず賢く解決!!犬が主役で助手は窓ぎわ警官。超異色コンビの警察ミステリー。

著者等紹介

大倉崇裕[オオクラタカヒロ]
1968年、京都府生まれ。学習院大学卒。1997年「三人目の幽霊」で第四回創元推理短編賞佳作を受賞。98年「ツール&ストール」で第二〇回小説推理新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

246
人間の友達、ゴールデンレトリーバーのピーボは警察病院で患者達を癒すファシリティードッグでハンドラーの笠門巡査部長とコンビを組んで入院中の犯人が漏らした言葉から隠された事件を掘り起こして解決に導きます。人間の望む通りに振る舞って癒しと元気をくれるピーボくんは誠に健気なワンコで愛すべきアイドル犬ですね。ミステリとしてどうしてもワンパターンになる傾向は致し方なく後半でストーリーを複雑化して工夫されていますが、やや苦戦を感じますね。シリーズ化は困難でしょうけれど何とか実現して欲しいですね。#NetGalleyJP2024/04/12

パトラッシュ

162
超能力で犯罪を解決するミステリは特殊設定物などで見かけるが、何でもありだけに論理的な展開が意外と難しい。著者は前作『一日署長』でも示した、日常と非日常を結ぶ構成力で巧みな短篇に仕立てた。今回は警察病院のファシリティドッグが入院した犯罪者の秘密を見通す能力を持っていて、それに従って未解決事件を再捜査していく展開。いずれも警察上層部が超常現象を認識して秘密裏に運用しながら、一方で証拠を探す地道な捜査が並行する。いわば本格系と特殊設定の中間に新たなドラマを見い出して、鮮やかなユーモアミステリとして成立している。2024/02/14

いつでも母さん

159
存在は耳にしたことはあったが、名前は本作でしっかり刻まれた。「ピーボ」なんて賢いのでしょう。カバーのピーボの首輪には警察のマークが付いてある。続編が出たら絶対に読むからね、頑張れピーボ!2024/02/09

itica

91
ファシリティドッグ(病院などの施設において恐怖や苦痛を和らげるための犬)のピーボと相棒の笠門巡査部長で事件を解決する。そう、主役はピーボだ。警察病院内で死を前にした犯罪者から情報を引き出す役目をピーボは担っている。賢く気配りのできるピーボは可愛かったけれど、何故だか笠門が好きになれなかった。犬にとっては過酷なお仕事。事件そっちのけでピーボを早めに引退させてほしいなと思ったよ。 2024/03/12

みかん🍊

87
ファシリティードッグのピーボが相棒ハンドラーの笠間と警察病院に入院中の子供や患者を癒やしつつ、7階の犯罪者から情報を得ながら事件を解決していく、ピーボが可愛く賢いファシリティードッグというのは初めて知った、セラピードッグや警察犬とも少し違うようだが、凶悪犯もピーボの目を見ていると何でも話してしまう、人間の機微を読み取り寄り添う彼は何でもお見通しだ、ふわふわの黄金の毛に触ってみたい。2024/04/17

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