出版社内容情報
著者のライフワークともいえる構造主義経済学は、ケインズ経済学の流れを汲んでいる。学際色が濃いのも本書の特色のひとつ。開発論は,新古典学派の系統に属するものからマルクス主義の系統に属するものまで多岐にわたる。本書はそのような類型化にしたがえば,ちょうど中間の位置になる。著者の研究のライフワークともいえる構造主義経済学は,ケインズ経済学の流れを汲んでいて,読者は本書の随所にそのことを見出せるであろう。学際色が濃いのも本書の特色のひとつである。
第1章 開発論のパラダイム
第2章 学説史にみる国際開発過程
第3章 構造主義経済学者としてのカール・ポランニー―『大転換』を中心として
第4章 構造主義経済学を捉えなおす
第5章 構造主義経済学とデュアリズム
第6章 サミュエルソンの自由貿易論と構造主義
第7章 南北間格差の歴史構造
宮川 典之[ミヤガワ ノリユキ]
著・文・その他
内容説明
開発論は、新古典学派の系統に属するものからマルクス主義の系統に属するものまで多岐にわたる。本書はそのような類型化にしたがえば、ちょうど中間の位置になる。著者の研究のライフワークともいえる構造主義経済学は、ケインズ経済学の流れを汲んでいて、読者は本書の随所にそのことを見出せるであろう。学際色が濃いのも本書の特色のひとつである。
目次
第1章 開発論のパラダイム
第2章 学説史にみる国際開発過程
第3章 構造主義経済学者としてのカール・ポランニー―『大転換』を中心として
第4章 構造主義経済学を捉えなおす
第5章 構造主義経済学とデュアリズム
第6章 サミュエルソンの自由貿易論と構造主義
第7章 南北間格差の歴史構造
著者等紹介
宮川典之[ミヤガワノリユキ]
1954年に長崎県南有馬町(現南島原市)に生まれる。長崎県立島原高校を卒業後、同志社大学商学部へ進学する。その後早稲田大学大学院博士前期課程(経済学研究科)へ進学、同大学院博士後期課程を経て、1988年に岐阜教育大学専任講師となる。その後同大学助教授を経て、岐阜聖徳学園大学教育学部および同大学院国際文化研究科教授。その間、早稲田大学現代政治経済研究所および同社会科学研究所の特別研究員、名古屋大学、南山大学等で兼任講師、本務校で図書館長・大学院国際文化研究科長を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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