出版社内容情報
藤森照信が歩いて、観て、聞いて、感動する、思索する。
日本のモダニズム建築の見どころを平易に説く。藤森照信と下村純一コンビの現代建築行脚!
日本のプレ・モダニズムからモダニズムへの流れを、ライトから丹下健三、現代の第一線で活躍する建築家たちの作品を通して概観する。明治初期に開拓した日本の建築という新しい領域にモダニズムが如何にして浸透してきたのか。日本の建築界は近代という激変の時代に、コルビュジエやバウハウスの影響を受けながらも対応してきた。時代を代表する建築家たちの45作品を通してその特質を考察する。
目次: まえがき:藤森照信
Group 1 モダニズムに共通する住まいの原型をつくり続けた建築家たち
ウィリアム・メレル・ヴォーリズ、フランク・ロイド・ライト、アントニン・レーモンド
Group 2 戦後の日本建築界をおおいに豊かにした建築家たち
本野精吾、村野藤吾、堀口捨己、今井兼次、白井晟一
Group 3 造形力、力動性と民族性、記念碑性を接合させたコルビュジエ派の建築家たち
前川國男、谷口吉郎、吉村順三、奥村昭雄、内田祥哉、丹下健三、片岡献、松村正恒、池辺陽、ジョージ・ナカシマ、吉阪隆正、浅田孝、ほか
Group 4 戦後モダニズムにおけるバウハウス派とコルビュジエ派の建築家たち
大高正人、菊竹清則、磯崎新、黒川紀章、仙田満、山崎泰孝、象設計集団、伊東豊雄、内藤廣、高松伸、藤森照信、ほか
取材後記―あとがきにかえて:下村純一
内容説明
藤森照信が歩いて、観て、聞いて、感動する、思索する。日本のモダニズム建築の見所を平易に説く。藤森照信と下村純一コンビの現代建築行脚!
目次
1 モダニズムに共通する住まいの原型をつくり続けた建築家たち(浮田山荘;ヨドコウ迎賓館(旧・山邑家住宅) ほか)
2 戦後の日本建築界をおおいに豊かにした建築家たち(栗原邸(旧・鶴巻邸)
宇部市渡辺翁記念会館(旧・宇部市民館) ほか)
3 造形性、力動性と民族性、記念碑性を接合させたコルビュジエ派の建築家たち(木村産業研究所;藤村記念堂 ほか)
4 戦後モダニズムにおけるバウハウス派とコルビュジエ派の建築家たち(福島県教育会館;出雲大社庁の舎 ほか)
著者等紹介
藤森照信[フジモリテルノブ]
建築史家、建築家。東京大学名誉教授。東京都江戸東京博物館館長。1946年生まれ。1978年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程修了。1980年工学博士
下村純一[シモムラジュンイチ]
建築写真家、日本写真家協会会員。1952年生まれ。早稲田大学理工学部、同大学第一文学部卒業。(株)博報堂勤務後、1986年より早稲田大学、武蔵野美術大学の非常勤講師として建築評論、写真撮影実習を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ムカルナス
Koki Miyachi
インテリ金ちゃん
kaz