出版社内容情報
戦略を媒介とする紐帯と業績の関係について,理論と実証の両面から解明。最新の比較検証を加え改良した待望の第2版。企業の持続成長に重要な役割を果たす組織間関係に注目し,「企業紐帯」と新たに定義した上で,戦略を媒介とする紐帯と業績の関係について,理論と実証の両面から解明。統計・グラフ等の数理的方法と事例分析を駆使して,日本と外資,ベンチャー,製造業・金融業・流通業の各業種・個別企業グループの最新の比較検証を加え改訂した待望の第2版。
? 総論
第1章 序論
第2章 分析視点,分析対象ならびに分析方法
第3章 企業グループにおける紐帯と業績
? 各論
第4章 日本の30企業グループにおける紐帯と業績
第5章 製造業グループの紐帯と業績
―東芝と日立製作所―
第6章 金融業グループの紐帯と業績
―興銀と長銀における海外拠点―
第7章 流通業グループの紐帯とその変容
―COSTCOとイトーヨーカ堂―
第8章 ベンチャー企業の企業紐帯と戦略経営に関する考察
―新興株式市場の企業ケーススタディを通して―
第9章 企業紐帯と業績 その後の変遷
―1995年?2016年の3業界における比較を通して―
? 総括
第10章 結論と展望
境 新一[サカイ シンイチ]
内容説明
企業の持続成長に重要な役割を果たす組織間関係に注目し、「企業紐帯」と新たに定義した上で、戦略を媒介とする紐帯と業績の関係について、理論と実証の両面から解明。統計・グラフ等の数理的方法と事例分析を駆使して、日本と外資、ベンチャー、製造業・金融業・流通業の各業種・個別企業グループの最新の比較検証を加え改訂した待望の第2版。
目次
1 総論(序論;分析視点、分析対象ならびに分析方法;企業グループにおける紐帯と業績)
2 各論(日本の30企業グループにおける紐帯と業績;製造業グループの紐帯と業績―東芝と日立製作所;金融業グループの紐帯と業績―興銀と長銀における海外拠点;流通業グループの紐帯とその変容―COSTCOとイトーヨーカ堂;ベンチャー企業の企業紐帯と戦略経営に関する考察―新興株式市場の企業ケーススタディを通して;企業紐帯と業績 その後の変遷―1995-2016年の3業界における比較を通して)
3 総括(結論と展望)
著者等紹介
境新一[サカイシンイチ]
1960年東京都に生れる。1984年慶應義塾大学経済学部卒業。1992年筑波大学大学院修士課程経営・政策科学研究科(経営システム科学専攻)修了、修士(経営学)。1994年筑波大学大学院修士課程経営・政策科学研究科(企業法学専攻)修了、修士(法学)。1997年横浜国立大学大学院国際開発研究科博士課程後期(国際開発経営専攻)修了、博士(学術)。この間1984年~1997年(株)日本長期信用銀行支店長代理・調査役、資金・渉外・システム開発/企画業務を担当。1999年~2007年東京家政学院大学人文学部ならびに大学院人間生活学研究科助教授。2007年~現在、成城大学経済学部ならびに大学院経済学研究科教授(2010~)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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