出版社内容情報
主要先進国では、最も累積した日本の国債。本書は、戦後の財政法制定から国債膨張の軌跡を辿り国債崩壊のリスクに迫る!主要先進国では、最も累積した日本の国債。日本の国債は、現在、3つのリスクに直面している。3つのリスクとは、国債市場における流動性の低下、国債先物市場における海外投資家のシュア上昇と売り越し、日銀トレードによる日銀の損失累積である。本書では、戦後の財政法制定まで遡り、日本国債が膨張した軌跡をあとづけ、国債崩壊のリスクを検討する。
第1章 日本型財政金融政策と国債
第2章 我が国の法人税と課税所得―法人の7割は法人税未納―
第3章 個人所得税と所得格差の拡大―高所得層の所得税税率は10%―
第4章 国債膨張の軌跡と論理
第5章 国債レポ市場と流動性の低下―崩壊の可能性(1)―
第6章 国債先物市場と海外投資家―崩壊の可能性(2)―
第7章 日銀トレードと日銀の損失―崩壊の可能性(3)―
第8章 超長期国債の借換発行増加と国債整理基金特別会計
第9章 外国為替資金特別会計と政府短期証券―
代田 純[シロタ ジュン]
内容説明
主要先進国では、最も累積した日本の国債。日本の国債は、現在、3つのリスクに直面している。3つのリスクとは、国債市場における流動性の低下、国債先物市場における海外投資家のシェア上昇と売り越し、日銀トレードによる日銀の損失累積である。本書では、戦後の財政法制定まで遡り、日本国債が膨張した軌跡をあとづけ、国債崩壊のリスクを検討する。
目次
第1章 日本型財政金融政策と国債
第2章 我が国の法人税と課税所得―法人の7割は法人税未納
第3章 個人所得税と所得格差の拡大―高所得層の所得税税率は10%
第4章 国債膨張の軌跡と論理
第5章 国債レポ市場と流動性の低下―崩壊の可能性(1)
第6章 国債先物市場と海外投資家―崩壊の可能性(2)
第7章 日銀トレードと日銀の損失―崩壊の可能性(3)
第8章 超長期国債の借換発行増加と国債整理基金特別会計
第9章 外国為替資金特別会計と政府短期証券
著者等紹介
代田純[シロタジュン]
1957年横浜生まれ。1989年中央大学大学院博士課程満期在籍中退。1991年(財)日本証券経済研究所大阪研究所研究員。1993年ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス学術訪問員。1994年立命館大学国際関係学部助教授。1997年ミュンヘン大学日本センター客員教授、博士(商学)。2000年立命館大学国際関係学部教授。2001年公益財団法人日本証券経済研究所客員研究員。2002年駒澤大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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