内容説明
アメリカ・ビッグビジネスの取引行動は日本企業と比べどこが違うのか?この相違はアメリカ・ユダヤ人の長年にわたるビジネス行動の累積を基に生まれている。本書では欧州各地よりアメリカに移り住んだかれらの知恵と実践が現在のアメリカ企業でいかに息づいているかを明らかにするため、IT企業を中心にその現況の分析と特性の検出を試みた。
目次
1 アメリカ社会とユダヤ人(三つの出来事―IT企業の「ヒト」「モノ」「カネ」;ニューヨークに“メリー・クリスマス!”はない ほか)
2 流通・金融企業とユダヤ人(“隙間”に開拓した新ビジネス;ユダヤ人は悪徳高利貸し? ほか)
3 製造業とユダヤ人(グローバル化のトップ・ランナー―シンガー社;“狭き門”を叩いたユダヤ人達 ほか)
4 IT(情報技術)企業とユダヤ人(ユダヤ人の築き上げた巨大なピラミッド;「組織の中の個人」の力―アップル ほか)
5 アメリカのビジネスとユダヤ人(ビジネスにみるユダヤ系アメリカ人の行動特性とは;Outsider:よそ者・除け者・一匹狼 ほか)
著者等紹介
竹田志郎[タケダシロウ]
1934年東京生まれ。明治大学商学部卒業、明治大学大学院商学研究科修士課程修了。ニューヨーク日本軽機械センター勤務、貿易研修センター(IIST)助教授、大東文化大学経済学部教授、経済学部長、横浜国立大学経営学部教授、日本大学国際関係学部教授を経て、横浜国立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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