内容説明
ドイツとアメリカの経営学を総合する本格的経営学、労働者の視点から見る批判的企業認識―2つの日本固有の経営理論の営為の跡を追う。
目次
第1編 本格的経営学を指向する理論的系譜(本格的経営学を構想する系譜―この系譜の概要;平井泰太郎―経営学の地平を拓く;山本安次郎―本格的な経営学の探究;山城章―主体的な企業観・実践経営学の確立者)
第2編 批判的経営学を指向する理論的系譜(批判的経営学の系譜―この系譜の概要;中西寅雄―個別資本説における「原罪」的枠組み;北川宗藏―批判的経営学の先駆者;馬場克三―経営技術学としての経営経済学の探究)
著者等紹介
片岡信之[カタオカシンシ]
桃山学院大学経営学史学会会員。経営学史学会元理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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